親の認知症とどう向き合うか?
こんにちは。ossan活性化プロジェクトの津原です。
日本最大の夢の祭典である「みんなの夢AWARD10」に参加して出会った素敵な人々にフォーカスを当てています。今回はその第2弾です。
もし自分の親が認知症になったらどうしますか?必ず人は年を積み重ねていきます。
「いつまでもあると思うな親と金」
有名な川柳にもありますが、自分たちを生み育ててくれた両親もいつまでも若いわけではありません。自分たちが年を重ねていくように、親もまた年を重ねていきます。
介護離職も社会問題になっています。でもなかなか自分ごとにならないと興味関心が湧かないのが現実だと思います。
その現実に高齢化社会を迎えた日本では誰にでも起こりうることだと思います。
今日は母の認知症発症をきっかけに、『認知症であっても、100%介護される人ではない。できないこともあるけれどできることもある!』ということに気づき、ただの居場所ではなく、『貢献し合える・活躍できる場と時』を作るべく、奮闘している平井万紀子さんを紹介させていただきます。(プロフィールからの抜粋)
圧倒的な行動力
平井さんと2019年12月10日に東京で出会いました。「みんなの夢アワード10」の1次選考通過者が集まった「渡邉美樹実践経営塾」の場でお会いしました。その日は名刺の交換だけをしました。名刺交換をしたあと家に帰り、ホームページやFacebookを確認しました。そこで知ったことは圧倒的な行動力です。夢アワード1次選考通過者参加者の半分くらいはすでにメディア取材を受けたことがある人です。私みたいなシロートはほとんどいません。もしそんなことを予め知っていたらビビッて参加しなかったと思います。無知とは本当に恐ろしい…
2回目は2次選考のためのプレゼンテーションのアクティベーションの場で平井さんに会いました。2次選考前に1次選考者のプレゼンテーションに触れることができます。平井さんの主催されている団体名は「まあいいかlaboきょうと」といいます。
平井万紀子さんの詳細は⇒こちら
お母さんの認知症の発症から行動を開始する
「まあいいか」どちらかというと今、少し世の中に寛容さがないんじゃないかと感じています。親の介護のことを含め、人生に降りかかってくる問題の多くはみんなにとって初体験なんじゃないんでしょうか?
誰にとっても2度目がないたった一度の人生を送っています。自分の人生に降りかかってくる問題は自分自身で解決しないといけないのかもしれません。その中で社会と断絶し、孤独感を感じている人多いと思います。でも周りに同じような経験をした人がいることを知ることで安心することが多くあると思います。そのなかで平井さんが取り組んでいる認知症の人でもできることがあるという取り組みに共感しました。取り組みを知ることで救われる人がいるならばその活動そのものを知っていただく場をつくっていくことは誰にでもできます。できることをできるだけやっていく。無関心にならないことが大事なんだと思うに至りました。
認知症を通して、あらゆる世代の人に『まぁいいか』文化を広めたい
平井さんのホームページからの抜粋です。
母の認知症発症と同居をきっかけに、それまで、認知症の人は「100%介護される人・施設に入所する人」と思っていた私が、
「たとえ認知症になったとしても、できなくなったこともあるけれど、できることもたくさんある」
ということに気づいたことから始まった活動。
認知症の人も同じ。みんなと同じ。
社会の側が「まあいいか」と受容することで、
問題ではなくなることもある。
そんな「まあいいか」を
日本の温かな文化として、
ここから発信していきたい
「まあいいかcafe」「注文をまちがえるリストランテ」すでに多くの人が来店されています。認知症のお母さんが活躍できる場づくりをしています。そしてその同じ悩みを持っている人たちに勇気を与えています。誰しも避けて通ることができない「老い」という課題を解決するヒントがあると思います。人は活躍できる場があるから輝けると思っています。これからも縁があって知り合った平井さんの活動を応援したいと思います。
バースディドネーション?
平井さんの誕生日は5月16日です。バースディドネーションって知っていますか?実は自分は初めて聞きました。誕生日プレゼントの代わりに活動の支援をする寄付を募るものらしいです。平井さんのメッセージを抜粋しますね。
以下メッセージ
今年は、誕生日プレゼントの代わりに、「まあいいかlaboきょうと」の活動のためのご寄付をお願いできませんか?
「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。こちらからサイトにリンクします。⇒こちら
■ 寄付金の使いみち
世界アルツハイマー月である9月に、イオンモール京都さんで、「まあいいかcafe」(認知症の人に活躍していただくCafeです)を開催予定です。(9/6㈰)
今回、イオンモール京都内のコトホールで開催予定ですが、コトホールが飲食できない設定ですので、管轄区役所に行って、模擬店申請をしたり、模擬店申請にあたり検便が必要であったり‥と、例年には、なかったさまざまな手配と準備を必要とする現状があります。
現在、コロナで動けないのですが、開催できることを願って、一人で出来る準備をできる限り、進めていますが、南区の補助金だけでは、到底足りないのが現状なのです。
私の誕生日お祝いに、このバースディドネーションに、ご興味を持っていただけましたら、幸いです♪
ありがとうございます。
平井さんの活動に共感していただけたらこちらから応援できます。でもバースディドネーションって素敵な取り組みですね。応援は⇒こちらです。
まあいいかlaboきょうとHPは⇒こちら
素敵な笑顔ですね!