平成26年度近畿大学卒業特別スピーチでの衝撃!
情報発信を個人レベルで行うことの重要性を感じた瞬間でした。今という時代は極端に言うならば個人で情報を簡単に世界に発信できる時代です。自分自身が望めばメディアになれます。影響力の大きさはフォロー数やYouTubeであればチャンネル登録者数というカタチで見える化されています。組織でいろんなことがスピーディにできればいいのですが、やはりコンプライアンスのことや情報を発信するということは社会的責任が発生するため難しいのかもしれません。でもルールにのっとった上で個人レベルではどんどん進んでいくと思います。時代を大きな転換期を迎えた今だからこそいろんなことに挑戦する価値があるのかもしれませんね。
俺たちの世代はぎりぎりセーフなんじゃない?という錯覚
将来については会社に入ってしまえばある程度は安泰なんじゃないかあという幻想を抱いていました。年金問題にしても自分の世代までは何とか大丈夫なんじゃないのかという錯覚をもっていました。
それはもう難しいと思っています。
ただたまたま運よく安定した平和な時代を過ごしているわけであり、歴史を振り返ると決していつも平和だったわけではありません。第二次世界大戦を経て75年、日本においては戦争もない平和な時期を過ごしていますが、多くの天災には襲われていますし、世界に目を向けると決して平和ばかりではないことがわかります。今は新型コロナウイルスによって多くの人が危機にさらされています。本当に普通に過ごせた日々がどれだけ素晴らしいことか改めて感じます。また忘れるのかもしれませんが、普通の日々に戻ったとき、とても感謝できる気がしています。ただ一旦、世界中で止めてしまった経済活動を戻していくのは相当大変だと思います。まずインバウンドはほぼ0です。世界中でこれだけ飛行機が飛んでないことがあったでしょうか?約75億人世界人口がいる中で20億人が海外旅行をしています。その20億人の移動が全くゼロになってしまったわけです。日本においても成長戦略の1つの柱であるインバウンドが吹っ飛んでしまったわけですから影響はいろいろなところでそろそろ目に見える形で出てくることが予測されます。もう好き嫌いを超えて多くの人と共に乗り越えていかないといけないと感じています。知恵、力、あらゆるものを結集していかないといけないと思っています。逃げ切れないと覚悟を決めて、そうはいっても愛する人、家族、仲間と共に楽しく過ごしていきたいと思います。
幸いこの状態で天災が重なるとさらなる被害が出るのですが、物理的なインフラには影響が出ていません。
外出自粛の時間は自分にとって大事なものを見直す機会なのかもしれませんね。内なる自分への向き合う時間にしたり、家族と向き合う時間にしていき、緊急事態宣言が明けていく準備を進めていきたいと思います。
もう一個スピーチを紹介します。伝説のスピーチと呼ばれていますね。