家の中に居場所がない
こんにちは。ossan活性化プロジェクトの津原です。昨年末から今年にかけて参加したみんなの夢をかなえる会主催の夢AWARD10 で出会った素敵な人を紹介させていただきます。
夢のプレゼンテーションの多くは今日本の中にある社会問題をテーマにしています。多くの人の夢に触れる中で今まで深く知ることがない問題を知る機会になりました。彼女は中谷梨帆さんといいます。
家に居場所がないと感じる少女たちがいるということを知りました。
以下Zoomでの対談
(中谷さん)10代の頃から家になじめない、居場所がないと感じていました。15歳のときに社会人職業交流会に参加して色々な生き方があるということを知りました。そこで居場所を見つけました。
また中高生の頃にNLA(ニューライフアドベンチャー)という中高生のNPO団体と出会い、そこでの活動を通し、またその中でも居場所を見つけていきました。※NLAの詳細についてはこちら
NLAでイベントを企画したり、ライブを自分たちで開催していくことにより、私自身も居場所づくりをしていきたいと思うようになりました。
家に帰れないということに変わりはなく、ネットカフェなどで生活をしていたときに支援者の方と出会い、家を借りて、福祉につないでもらい安全な場所で生活することができました。
支援には感謝しつつも、問題があることに気が付きました。
(津原)問題とは何ですか?
(中谷さん)支援が終わり社会に中に入っていく中で、生きていくための教育を受けていないことに気づいたんです。
まず雇用されることが難しい。それは生い立ちに問題があるんですね。様々な環境や虐待を受けてきている中で精神的な不安や生活のリズムそもそも朝早く起きるということが苦手だったりすることがあるんです。そうすると生活していくための「お金」という問題に突き当たります。お金を稼ぐため手段として仕事を作り出し、生み出すことができれば生きていけると考えたんです。
雑誌事業を展開していく
雑誌事業の詳細については詳細は⇒こちら
※素晴らしい内容だと思うので是非みてくださいね。
自身の経験を経て中谷さんには課題解決のために動き出しています。
まずは気軽にできる相談窓口をつくっていく。そして学校では教えてくれないことも伝えていきたいし、きちんと稼げる仕組みを作って、自己肯定感を上げてほしい。その思いを強く感じました。居場所がなくtwitterで助けを求めている10代の若者の声を拾い集め、中谷さんは相談に乗り続けています。まずは人に話すことができることで救われることがあると思います。そして生きていく術をおしえていくことで救われる人が多くいると感じました。
家庭の中に居場所がなく、その子供たちは救いの手を求めています。今多くの善意で救われていますが、まだまだ行き届いてないのが現状です。多くの人が関心を持ち、サポートする体制を整えていくことが大事なんだと教えていただき、改めて考えさせられるテーマです。行政では拾い上げることができないサポートを社会全体としていかなければなりませんね。
ossan活性化プロジェクトは今後も中谷さんの活動を応援いたします。
中谷梨帆さんの詳しいプロフィールについてはコチラから
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